東日本大震災から今日で5年。復興復興とは言いますけど、何をもって復興というのでしょうか。
まちの姿を元どおりにしろ!私たちのまちを返せ!あれからすでに5年となる今、全てを元に戻すことはできません。5年間でここしらかわ地域の街並みは大きく変わりました。避難した人もいれば避難してきた人もいます。
いわゆる原状回復は現実的ではないのです。
もっとも基本かつ大切なことは被災地の人々が未来を見つめることです。責任追及はまた別の話として、これから私たちが何をするべきか、何ができるのかを考え共有する必要があります。
私は真の復興とは、震災前に人々が当たり前に抱いていたであろうこのまちに暮らす自分達の明るい未来への希望を、震災前以上に明確に思い描くことができるようになる事であると考えます。
震災前に誰しもが、このまちで暮らす自分の将来を、人生の計画を、子供たちの未来を思い描いていました。それをもう一度、いやそれ以上に明るい未来へのビジョンを思い描くことができたとき、その人にとって真の復興は成されたと言えるでしょう。
このまちに住んでいてよかった。そう心から思えること。そう言い換えてもいいのかもしれません。
抽象的かつ精神的な意味の復興になってしまったかもしれませんがゴールが見えない復興よりはいい!
5年経ったとはいえ、失った悲しみを癒すにはまだ時間がかかります。そんな中でも私たち青年は率先して前を向いて行動をしていかなければならないのです。そしてそれは青年にしかできない事でもあるのです。
私たち白河青年会議所は、私たちの行動が未来を明るい方向へ変える力となる事を信じています。
真の復興に向けて
WE WILL ROCK YOU!!!